アイフルは審査の内容までは詳しく公表はしていませんが、利用者、つまり審査に通った人の傾向についてはしっかりと公表しています。
それを見ることでアイフルで審査に通るかどうか、自身の状況でアイフルで借りられるかの可能性が判断できるため、アイフルの審査に通った人の傾向を知っておくのは良いことです。
また、傾向と合わせてどうすればアイフルの審査に通るのかについても知っておくと、申し込み時の不安も解消できるようにもなります。
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アイフルは審査の内容までは詳しく公表はしていませんが、利用者、つまり審査に通った人の傾向についてはしっかりと公表しています。
それを見ることでアイフルで審査に通るかどうか、自身の状況でアイフルで借りられるかの可能性が判断できるため、アイフルの審査に通った人の傾向を知っておくのは良いことです。
また、傾向と合わせてどうすればアイフルの審査に通るのかについても知っておくと、申し込み時の不安も解消できるようにもなります。
実質年率 | 限度額 | 審査時間 | 融資までの目安 |
---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 1~800万円 | 最短18分 | 最短18分 |
アイフルの審査に通ってアイフルで借りている人の特徴や傾向は、アイフル公式サイト上で分かります。
※ 参考:こんなお客様にご利用いただいています|アイフル公式
ページ内にはアイフル利用者の年代、性別、職種といった審査に関わりそうな部分から、審査に通った後の話となる借り入れ方法、返済方法の割合なども記載されています。
その中から、アイフルの利用者の年代や性別、職種を抜き出してみると、それぞれ以下のようになります。
アイフルで借りている人、つまり審査に通った年代の割合は以下の通りです。
年代 | 割合 |
---|---|
20代 | 44.9% |
30代 | 20.6% |
40代 | 17.8% |
50代 | 11.7% |
60代 | 5.0% |
出典:こんなお客様にご利用いただいています|アイフル公式
アイフル利用者の半数近くは20代となっており、30代までの利用者でまとめると65%ほどとなります。
約1.5人に1人は30代までの利用者となるため、アイフルは若い世代の方でも審査に通るカードローンということになっています。
次にアイフルの審査に通った人、借りている人の職種を見てみます。
職種 | 割合 |
---|---|
正社員 | 61.8% |
アルバイト・パート | 22.4% |
社長・代表者 | 7.6% |
嘱託 | 5.2% |
期間契約・派遣 | 3.0% |
出典:こんなお客様にご利用いただいています|アイフル公式
割合としては正社員が最も多く、次いでアルバイトやパートとなります。
どのカードローンでも同じような傾向にあり、アイフルだけが特別なわけではありません。
また、派遣で働く方の割合が最も少なくなっていますが、これは派遣の方では在籍確認が取りにくいなどのこともあるため、どうしても審査は通りづらくなってしまっています。
派遣の方がアイフルで借りる場合には、勤務先として入力をするのは派遣先ではなく、契約をしている派遣元にしなければなりません。
派遣社員の方が雇用契約を結んでいるのは派遣元のため、派遣社員の勤務先は派遣元の会社となります。
派遣社員もカードローンを利用できる?注意すべき4つのポイントを詳しく解説
また、派遣会社によっては個人情報保護の観点から、在籍確認に応じられないことがあります。
アイフルが確認を取ろうとしても取れないことがあり、審査結果にも悪影響を与えてしまうので、在籍確認がされる場合には事前に派遣会社に申告をしておくと良いでしょう。
派遣会社によっては申告があれば在籍確認に応じてくれるようにもなるので、アイフルの審査に悪影響を与えることもなくなります。
第三者の方より在籍確認が入った場合、ご本人様から事前の連絡をいただいている場合のみ対応しています。在籍確認の必要が生じた場合は事前にご連絡ください。
在籍確認・各種証明書 | 派遣・人材派遣会社テンプスタッフ
アイフルは若い世代の利用者が中心になることで、年収額というのはそこまで大きなものは求められません。
年収が限度額の大きさに関係はしてきますが、何百万円といった大きな金額ではなく、数十万円規模の借り入れであれば、年収はそこまで気にすることもないのです。
無職で無収入となると利用はできませんが、毎月に安定した収入を得ているのであれば、年収がそこまで高くはない方であっても、アイフルのカードローンは利用可能です。
上ではアイフルの審査に通った人の傾向を見ましたが、だからといって傾向に一致する方なら誰でも審査に通るわけではありません。
アイフルの審査に通るためには最低限、押さえておくべき点があります。
申し込みを無駄にしないためにも、しっかりと知った上でアイフルの審査を受けるようにしてください。
アイフルの審査に通るためには、まずはアイフルの利用条件を満たす必要があります。
この二つの条件は必須となるため、20歳未満の方、あるいは69歳を超えてしまっている方、収入がない方では利用ができません。
主婦の方の場合も、自身でパート収入を得ていればアイフルの審査に通ることは可能ですが、自身では収入を持たず、配偶者の収入のみとなる専業主婦の方では、アイフルの利用はできません。
アイフルは他社に借り入れがあっても審査に通りますが、借り入れの状況によっては審査落ちとなることがあります。
審査で必ず見られる点としては、年収に対する借り入れの総額です。
年収に対して借り入れ総額が3分の1まで達してしまっていると、総量規制によってアイフルでの借り入れはできなくなってしまうのです。
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。
お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会
総量規制に含まれる他社借り入れは、主に以下にあげるものとなります。
例えば年収300万円の方が、既に他の消費者金融から100万円を借りていると、現状ではアイフルの審査に通ることはできません。
他社借り入れが50万円ほどであれば、年収の3分の1まではまだ余裕があることで、アイフルの審査に通ることは可能です。
一方、他社での借り入れに含めないものもあります。
同じクレジットカードでもキャッシング枠は総量規制に含まれますが、ショッピング枠は含まれません。
これは適用される法律が異なるためで、キャッシング枠による借り入れは貸金業法の影響を受けますが、ショッピング枠は割賦販売法の適用となるため、ショッピング枠の利用があっても総量規制には影響は与えないのです。
そのため、年収300万円の方がショッピング枠で100万円を利用しているとしても、アイフルの審査に通る可能性はあります。
その他の借り入れに関しては、ざっくりまとめるなら「銀行からの借り入れは含めない」ということです。
これは金融庁の「貸金業法Q&A」のページにもある通り、銀行は対象外となっています。
総量規制は、貸金業者からの借入れを対象としており、銀行の貸付けは貸金業法の規制(総量規制)の対象外です。したがって、銀行等からの借入れを合わせた結果、借入残高が年収の3分の1を超えていたとしても、ただちに総量規制には抵触しません。
貸金業法Q&A:金融庁
また、銀行のカードローンも、一般の銀行等の借入れ同様、総量規制の対象とはなりません。
アイフルの審査に通るかどうかは、他社での借り入れ状況が重要なポイントになってきます。
総量規制に含めるものはもちろんですが、含めないものであっても借り入れが多すぎれば、審査にはどうしてもマイナスになってしまうことでしょう。
住宅ローンの審査では返済可能額が重視されることがあり、アイフルではそこまでの明確な基準があるかまでは明かされてはいないものの、一つの基準として知っておいても損はありません。
アイフルの審査は、申し込み時にいくつか気を付けておくことで、審査通過率が上げられる可能性があります。
貸金業法が改正されてからはどの消費者金融も審査通過率が下がっているため、審査に通るためにもしっかりと確認をしておきたいところです。
もちろん、実行したからといって必ず審査に通るわけではありませんが、少なくとも余計な審査落ちは防げるようになることでしょう。
カードローンの審査で引っかかることで意外と多いのが、申し込み内容の入力ミスです。
Webで申し込みをするようになってからはミスや不備がどうしても増えてしまいがちで、それによって審査に何らかの影響を与えてしまうこともあります。
特に気を付けたいのは連絡先で、連絡先が間違っていると確認のための連絡すらも届かなくなるため、アイフルの審査に通ることはなくなってしまいます。
申し込み時には年収や他社での借り入れ状況も入力しますが、ここもなるべく正確に入力をするようにしてください。
間違えて年収を少なく入力してしまったりすると、上で触れた総量規制の影響により、無駄な審査落ちにつながる可能性があります。
他社の借り入れ状況に関しては信用情報機関で確認をし、入力された内容が正しいかを確認しますが、年収に関しては信用情報機関には記録がされないため、少なく入力してしまうと審査に悪影響を与えることになるのです。
アイフルでもどこでも、カードローンの審査の際には信用情報を確認します。
信用情報とはこれまでのクレジット履歴を記録しているもので、以下の3つの信用情報機関のうち、借り入れ先が加盟している信用情報機関に情報を照会し、これまでの履歴を確認しています。
それぞれの信用情報機関には加盟する会社の傾向があります。
JICCやCICは消費者金融やクレジットカードを発行する信販会社が多く加盟し、全銀協はその名の通り、銀行が多く加盟しています。
また、複数の信用情報機関に加盟をしているところも多くあり、審査の際にはそれぞれ確認をすることになります。
信用情報はこれまでのカードやローンの利用履歴を記録しており、それぞれの信用情報機関では保有する情報を共有しています。
ネットワークはいくつかありますが、最も重要となるのがCRIN(※)と呼ばれるものです。
※ 参考:信用情報の交流|信用情報とは|指定信用情報機関のCIC
CRINはJICCとCIC、全銀協の間で延滞情報を含む信用情報を共有することで、各社の審査に役立てています。
例えば、アイフルが加盟していない全銀協に何らかの問題がある情報があったとしても、審査の際にはCRINによって情報が共有されることで、加盟外となる全銀協の情報もアイフルでは確認ができるのです。
上では審査通過のための基本を見ましたが、ここでは審査通過のためのポイントについてまとめておきます。
審査に自信がない方は確認をしておくことで、多少は審査に自信が持てるようになるかもしれません。
基本で触れたのと同じように、守ったからといって必ずアイフルの審査に通るとは限りませんが、審査通過率を少しでも上げたい方はよく確認をしてください。
アイフルでは申し込み時に希望限度額を入力しますが、ここで入力をする金額は必要最低限としておくのが良いでしょう。
アイフルは最大限度額が800万円となっているため、借りられるならと大きな金額で入力をしてしまうと、審査の内容がさらに厳しくなることがあります。
必要な金額が10万円なら10万円で、それよりも少ない5万円などが必要であれば、5万円で申し込みをしたほうが余計に審査を厳しくすることなく、通過にも期待が持てるようになるのです。
どうしても50万円超で必要なら仕方がありませんが、特にそういった理由もないのであれば、50万円を超えての申し込みは控えたほうが良いです。
50万円は一つの大きな基準となっており、アイフルでは貸金業法で定めている通り、50万円超の借り入れ時には収入証明の提出を求めています。
以下に該当する場合は収入証明書が必要です。
収入証明書の提出は必要ですか?|アイフル公式
①アイフルのご利用限度額が50万円超の場合
②アイフルのご利用限度額と他の貸金業者からのお借入れの合計額が100万円を超える場合
まとまった金額を貸し付けるとなると、アイフル側でも普段以上に慎重に審査を行うことになります。
自己申告となる申し込みフォームへ入力された年収額ではなく、以下にあげる書類によって、年収をしっかりと確認した上で審査を行うのです。
※ 参考:収入証明書の種類|アイフル公式
審査に自信がない方や、カードローンが初めての方は、審査に通るか分からないからと複数のカードローンに立て続けに申し込みをしてしまうことがあります。
これは審査に対しては非常によくない影響を与えてしまい、余計な申し込みをしてしまったばっかりに、アイフルだけでなく他社でも審査が全滅となる可能性があるほどです。
理由としては、信用情報機関には申し込みに関する情報が記録されることで、短期間に多くの申し込み情報があると、返済の見込みがないのではないかと警戒をされてしまい、審査結果に大きくマイナスになるためです。
上で触れた正しい内容での申し込みに関連することにはなりますが、嘘をついての申し込みも意味がありません。
意味がないどころか、ただただ信用を落とすだけになってしまい、かえって審査に通りにくくなります。
審査に通りたいからと年収を倍額にしてみたりしても、アイフルが保有する膨大なデータから疑わしい点が出てしまい、収入証明書を求められるなどのこともあります。
本来であれば50万円超、または他社との合計で100万円超に達しなければ不要となる収入証明書類も、嘘をついての申し込みをしたばっかりに、少額でも提出を求められてしまうこともあるのです。
アイフルの審査通過率は、これからアイフルの申し込みを考えている方にとっては気になる部分でもあります。
審査通過率となるとあまり目にすることがないデータとはなりますが、アイフルでは月次で新規申し込み者数や成約率を公表しているので、データをまとめることでアイフルの審査通過率が見えてきます。
先に書いておくと、数字だけを見た場合にアイフルは審査通過率が低く、審査が厳しい印象を持たれるかもしれません。
時期によって多少の動きはありますが、アイフルの審査通過率は概ね30%前後で推移をしています。
2022年4月から9月までを参考にあげると、それぞれ以下の通りです。
年月 | 成約率 (審査通過率) |
---|---|
2022年4月 | 29.4% |
2022年5月 | 29.5% |
2022年6月 | 29.8% |
2022年7月 | 32.2% |
2022年8月 | 33.0% |
2022年9月 | 36.9% |
6か月の平均は31.8%となり、大体は3人に1人が審査に通過をしている計算になります。
恐らく、イメージをしていたよりもアイフルの審査は厳しいのではないか、と感じられる方もいるのではないでしょうか。
貸金業法が改正される以前の、総量規制が施行される前は70%を超え、80%に迫るような時期があったことを考えると、たしかに今のアイフルの審査通過率はだいぶ低くなっています。
審査通過率が30%前後となると、アイフルに申し込みをしても審査に通らないのではないかと感じられるかもしれません。
しかし、この数字はアイフルの申し込み件数から成約に至った件数によって割り出されているに過ぎないため、借りられる見込みがある申し込みだけに限れば、また数字は変わってきます。
アイフルでは審査に通ることがない総量規制に達している申し込みでも、正しい内容で申し込みがされているのであれば、新規申し込み件数は増加します。
これらに該当をする申し込みはまず審査には通りませんが、いたずらでもなければ新規申し込み件数にカウントがされるため、全体の審査通過率を押し下げる要因になります。
審査に通る見込みがある申し込みだけに限れば、アイフルの審査通過率の見た目は大きく上昇するものと考えられますが、さすがにそこまでのデータはアイフルでは公表をしていません。
上にあげた審査に通る見込みがない申し込みを除くのであれば、アイフルの審査はそこまで身構える必要はありません。
多くはなくてもしっかりと安定した収入があり、他社での借り入れや利用状況にも問題がない方なら、アイフルでの審査通過は十分に可能です。
こういった申し込みがアイフルの審査通過率を押し下げていると考えられるため、最低限の条件を満たしている方で、審査に通る方であれば、アイフルの審査通過は数字の見た目以上に可能となるのです。
急いでいるときには特に起こりがちですが、ミスなく正しく申し込みをするようにしてください。
ミスがあれば余計な確認が入ってしまったり、審査に悪影響を与えたりすることもあり、急いでしまったばっかりにかえって借り入れまでに時間がかかることもあります。
アイフルは申し込みフォームも分かりやすく時間もかからないようになっているので、申し込みの際にはよく確認をして、つまらない理由での審査落ちにならないように気を付けましょう。